神秘の熱帯雨林でエコツーリズムを学ぶ旅
マディディ国立公園について
マディディ国立公園はラパス県北部に位置する、”世界で最も多様な生物が生息する自然保護区域”の一つです。18,000平方キロメートル以上の広さを持ち、アンデス山脈の山頂からアマゾン熱帯雨林におよぶ異なる標高と気候帯で構成されています。そのような理由からマディディ国立公園は、生物学者や自然科学研究者、エコロジストにとっての重要な自然観察拠点になっています。公園内のすべての動植物の発見・分類には至っておりませんが、マディディ国立公園には地球上の11%の生物種が生息し、900種以上の哺乳類、両生類、爬虫類、魚類が現時点で確認されています。また、約5,000種の植物、苔、シダ、菌類が存在しています。
ルレナバケについて
ルレナバケは、ベニ県南西部に位置する熱帯地方の美しい観光都市です。マディディ国立公園への入り口となるルレナバケからベニ川、トイチ川を渡り、バラ渓谷などを通過して、公園内の施設へアクセスすることができます。周辺地域には、タカナ民族に属するトゥンパサやサン・ホセ・デ・ウチュピアモナス、サン・ミゲルなどの先住民コミュニティがあり、これらのコミュニティでは、持続可能な天然資源の利用や自然環境保護が重視され、環境と調和したエコツーリズムの取り組みなどが進められています。
マディディ国立公園&チャララン・エコロッジ二泊三日観光ツアー
一日目
ルレナバケ⇒チャララン・エコロッジ
ルレナバケの港からボートでチャララン・エコロッジへ向かいます。ベニ川とトゥイチ川に沿って進むボートの旅は約5時間半です。チャララン港に到着するまでの移動中、バラ渓谷やルレナバケの熱帯雨林の風景を楽しみながら、色々な動物にも出会えるかもしれません。港に着きましたら、徒歩25分のチャララン・エコロッジに向かいます。エコロッジ到着後に昼食をいただきます。
午後は、私たちが考案する様々なトレイルコースの一つをガイドと共に散策します。散策中はガイドから熱帯雨林について、そして森の天然資源を持続的に利用する伝統的方法についてレクチャーを受けます。
散策後はカヌーでエコロッジへ戻り、夕食をいただきます。夕食後、エコロッジ周辺に生息する夜行性の動物や昆虫を星空の下観察しましょう。
二日目
チャララン・エコロッジ⇒マディディ国立公園⇒チャララン・エコロッジ
エコロッジで朝食後、熱帯雨林の森を約3時間ウォーキングします。前日に引き続き、ガイドからエコロッジ周辺の自然環境についてレクチャーを受けます。緑溢れる美しい自然を堪能し、再びエコロッジへ戻り昼食をいただきます。
昼食後は小休憩(仮眠時間)を挟みます。休憩後は森の展望台へ向かいます。展望台からはチャララン湖と広大なマディディ国立公園の原生雨林が見渡せます。ガイドから、チャラランの歴史やマディディ国立公園の設立に至るまでの話、そして現地コミュニティーが計画するチャラランの将来について詳しい話が聞けるでしょう。続いて、カヌーで湖を探索します。湖に生息するワニや鳥など様々な動物を観察しましょう。
二日目最後のアクティビティは、チャララン・エコロッジ周辺に暮らす先住民ウチュピアモナス (サン・ホセ・デ・ウチュピアモナス)の人々との交流です。地元のガイドからウチュピアモナスの人々の習慣や儀式についてレクチャーを受けます。彼らの伝統的な踊りや音楽、飲み物などを紹介してもらいながら楽しい異文化交流体験をしましょう。
ツアー概要と注意事項
- ツアーは曜日を問わずいつでも開催可能です。
※雨季(12月から4月)のツアーについては、LATE BOLIVIAにお問い合わせの上、ご確認ください。 - ツアー前日までにルレナバケへご到着いただくことが必須となります。
- ツアーはルレナバケから始まり、ルレナバケで終了となります。
※各地域からルレナバケへの移動は、各自でご手配いただきますようお願いいたします。 - チャラランでは、自然との調和を図るエコロッジにご宿泊いただきます。
※電気・水道・ガスなどのライフラインはございますが、状況に応じて使用が制限される場合がございます。また、お湯が出るシャワーはございません。上記の点にご留意いただきますようお願い申し上げます。 - マディディ国立公園の入場チケットは、ツアーサービスに含まれておりません。お客様による現地決済となりますので、200Bs.(※約4,400円)を国立公園事務所にてお支払いください。
※2025年3月中旬の換算レートで、Bs.1≒約22円となっております。
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マディディ国立公園&チャララン・エコロッジ
二泊三日