ウユニ塩湖&ラグーナ・コロラダ観光ツアー
4WDで駆け抜ける天空の鏡ウユニ塩湖の旅

ウユニについて

ウユニの町は、ボリビア西部ポトシ県に位置する小さな町です。標高はラパスとほぼ同じ、約3,700mに位置します。ラパス同様に通年多くの観光客を迎え入れているウユニの町ですが、面積は約25k㎡(縦約5k㎡×横約5k㎡)と、ラパス市街と比べるととてもコンパクトな町です。そんなコンパクトなウユニの町ですが、カフェテリアやレストラン、旅行代理店、ホテルなどがいたるところに点在し、ウユニ塩湖を訪れる多くの観光客の滞在拠点となっています。

ウユニの町から車で15分程走ると、錆びついたまま放棄された列車の姿が見えてきます。この列車は、かつてウユニの町からチリのアントファガスタ州を走り、内陸の鉱山から採掘された鉱物などを港湾都市へ輸送する役目を担っていました。1940年代には、貨物輸送を利用していた主要な鉱山が閉山に至り、その結果、列車の需要も減少していきました。列車の運行は次第に縮小され、最終的に利用されなくなった列車はここに放棄されてしまいました。近年ウユニを訪れる多くの観光客の目に留まるようになり、列車はこの町の観光資源の一つとして再び息を吹き返すことになったのです。

「死ぬまでに一度は訪れたい絶景」とも称されるウユニ塩湖へは、日本から飛行機を乗り継ぎ約50時間で到着します。ウユニ塩湖は、四国の半分程の面積です。塩湖全体の高低差は約50cm以内という極めてフラットな形状をしています。その理由から、雨期に降り注いだ雨が塩湖内に留まり、巨大な鏡へと様変わりするのです。その絶景を目にした旅行者たちによって瞬く間に世界中へと広まったのが、この”天空の鏡ウユニ塩湖”なのです。

前述のとおり、ウユニはラパス同様に標高が高い為、高山病への注意が必要です。昼夜の温度差も大きく、湿度も低く乾燥しているため、ウユニを訪れる際は健康状態を整え、防寒具(帽子や手袋など)などの防寒対策を準備しておくことをお勧めします。

 

salarZ22_1.jpg

 

ウユニ塩湖&ラグーナ・コロラダ二泊三日観光ツアー

一日目:ウユニの町⇒ウユニ塩湖⇒トゥヌパ火山⇒タウアの村

午前11時に、お客様をウユニの町にあるご宿泊先ホテルまでお迎えいたします。まず最初に訪れるのは、通称「列車の墓場」と呼ばれるセメンテリオ・デ・ロス・トレネスです。続いて、コルチャニ村とウユニ塩湖入り口にある塩のホテル(Hotel de sal)を訪れます。

塩のホテルを後にし向かうのはウユニ塩湖です。ウユニ塩湖には「水の目」と呼ばれる穴の開いたスポットがあります。ぽっかりと開いたその穴からは、湧水が湧き出ており、穴の中を覗くと、段々になった塩の層(塩湖の形成プロセス)が確認できます。次に、ウユニ塩湖の中央に位置するインカワシ島へ向かいます。そこには巨大なサボテンが生い茂り、サボテンは最大で12m以上にも達します。インカワシ島は古代の海底が隆起してできた島で、頂上からは広大な塩湖の美しいパノラマビューが楽しめます。

インカワシ島の北にある博物館を訪ねます。博物館には、先コロンブス期のミイラが複数体展示されています。それらのミイラが身に着けている衣服や装飾品から、当時のウユニ地方の文化や生活様式を深く考察することができます。
博物館を後にし向かうのは、トゥヌパ火山です。火山の麓にある展望台からはウユニ塩湖周辺の壮大な景観をご覧いただくことができます。日が暮れる前に、タウアの村へ移動します。到着後、本日ご宿泊いただくホテルへお送りいたします。

二日目:タウアの村⇒シロリ砂漠

タウアの村を出発し向かうのは、リペス地方にあるオリャグエ火山です。安全な距離を保ちながら現在の火山活動の様子をご覧いただけます。次に、エドゥアルド・アバロア国立自然保護区へ向かいます。途中、”アンデスの宝石”と呼ばれるいくつもの小さな湖が集まる場所に寄ります。そこにはラグーナカニャパ、エディオンダ、チャルコタ、オンダという湖があります。そこでは、コバシフラミンゴ、アンデスフラミンゴ、チリフラミンゴといった種類のフラミンゴや、様々な鳥類を観察することができるでしょう。
 
二日目最後に向かうのは、シロリ砂漠です。ウユニ塩湖のまっ白な風景から、一面砂漠の世界へと移り変わります。シロリ砂漠にある岩は、自然の風化により形成された不思議な形状をしているのが特徴です。その芸術的とも思える岩々を背景に写真撮影を行うのが、この地を訪れる観光客にとても人気のアクティビティです。シロリ砂漠が自然のオレンジ色に染められる日の出と日の入りのタイミングでの写真撮影は、温かみのある写真が撮れておすすめです。シロリ砂漠を観光後、本日ご宿泊していただくホテルへ移動します。

三日目:シロリ砂漠⇒ラグーナ・ベルデ&ラグーナ・コロラダ⇒ウユニ市街

朝6時半頃、ホテルを出発し再びエドゥアルド・アバロア国立自然保護区へ向かいます。三日目最初に訪れるのは、日本語で「朝の太陽」を意味するソル・デ・マニャーナという地区です。ここは地熱活動がとても活発な地区です。地面からは熱い蒸気とガスが噴き出していて、間欠泉や熱泥が点在しています。このように、地熱活動で熱された水が湧き出ているので、温泉も存在します。これらの温泉は入浴が可能なので、ここで旅の疲れを癒す一時をお過ごしください。

続いて訪れるのは、ウユニ塩湖にある二つの湖です。一つは湖底の鉱物や銅が含まれ緑色に染まったラグーナ・ベルデ。もう一つは、赤い色の鉱物や藻類によって赤く染まったラグーナ・コロラダです。次に、日本語で「石の谷」と呼ばれるバジェ・デ・ラス・ロカスを散策します。高さ8mから15mにも及ぶ巨大な火山岩は、訪れる人々を圧倒させます。
 
最後に訪れるのは、サン・クリストバル村です。ここで少し休憩を挟みます。このサン・クリストバル村は、鉱山の村としてとても有名です。サン・クリストバル鉱山では、周辺地域の居住環境に配慮した採掘技術やリサイクル技術が用いられながら開発が進められていることで、世界中から注目を集めています。休憩後、再びウユニ市街へ戻ります。ウユニ市街到着予定時刻は、夜21時頃となっております。

ツアー概要と注意事項

  • ツアーは曜日を問わずいつでも開催可能です。
    ※雨季(12月から3月)のツアーについては、LATE BOLIVIAにお問い合わせの上、ご確認ください。
  • ツアーはウユニ市街から始まり、ウユニ市街で終了となります。
    ※各地域からウユニまでの移動は、各自でご手配いただきますようお願い申し上げます。
  • 白い塩湖に反射する太陽の日差しは非常に強いため、サングラスをご用意いただくことをお勧めします。

 

ウユニ塩湖サンセットツアー

このサンセットツアーは、ウユニ市街から始まり、ウユニ塩湖の主要な観光スポットである列車の墓場やコルチャニ村、インカワシ島などを終日周ります。ウユニの歴史について学べるだけでなく、この地域のコミュニティに暮らす伝統的な生活を送る人々との交流などが体験できます。
ウユニ市街から専用車で出発します。ウユニ塩湖が見えてきましたら車を降りて、延々と果てしなく続く白い塩原へ足を踏み入れます。白く輝く塩の大地は、まるで空に浮かぶ雲のようです。雨期(例年12月から3)に降り注ぐ雨と、いくつかの条件が重なったその時、「天空の鏡」が目の前に現れます。世界中で有名なあのウユニ塩湖の光景を目にすることができるでしょう。

ウユニ塩湖を散策していると、突如ぽっかりと塩湖に開いた穴が見えてきます。この、「塩の目」と呼ばれる穴からは湧水が湧き出ており、中を覗くと、段々になった塩の層(塩湖の形成プロセス)が確認できます。ウユニ塩湖では他にも、原始的な方法を利用し塩の採掘を行う地域の住民の姿が見れるでしょう。
続いて向かうのは、ウユニ塩湖の中央に位置するインカワシ島です。巨大なサボテンが生い茂る岩山から、壮大なウユニ塩湖のパノラマビューをご覧いただけます。このユニークな場所で、美味しいランチをご堪能ください

午後からは、写真撮影を行います。広大でフラットな白いキャンバスの上で、人生で最もクリエイティブでユーモラスな写真撮影の時間をお楽しみください。写真撮影を終える頃、サンセットツアーはクライマックスを迎えます。ウユニ塩湖に沈む太陽が彩る魔法のような時間をお楽しみください。雨期には、水面に反射するオレンジ色の景色、乾期には、夕日とウユニ塩湖が描く雄大な陰影のコントラストが鑑賞できます。この美しい瞬間を、写真と心の両方に保存しておきましょう。
日没後、ウユニ市街へ戻りサンセットツアーは終了となります。このツアーは自然と写真を愛する旅行者に絶好の観光スポットです。魔法にかけられたような体験を望む旅行者にも、きっとエキサイティングな旅になるでしょう。

ウユニ塩湖サンセットツアーに含まれるサービス:交通費と昼食が含まれます。専門ガイドの同行などをご希望の方は、LATE BOLIVIAにお問い合わせの上、ご確認ください。

 

Request a quote

ウユニ塩湖&ラグーナ・コロラダ観光ツアー

二泊三日

関連出版物

サハマ国立公園観光ツアー

日帰り

ボリビア最高峰サハマ山&サハマ国立公園の大自然を旅歩き

...

トロトロ国立公園&恐竜の足跡観光ツアー

二泊三日

トロトロの大地に刻まれた恐竜の足跡をたどる古代へのタイムトリップの旅

...

デスロード&マウンテンバイク

1-2日

デスロードをマウンテンバイクで駆け抜ける旅

...